今日には今日を 明日には明日を

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百首詠み

わたつみさんに触発されて、詠んでみました。
歌になっていない。
最初から最後まで。
なんかもう、ぜんぜん短歌じゃない。


恥ずかしくても、軌跡として残しておこう。
もっとちゃんと詠みたい。
そう思えただけでも、やってみてよかった。
わたつみさん、ありがとう。

はう。
疲れた・・。

24時間以内なら、手直しもアリだよね、と公開したあとで手直しなどしてみる。
推敲しながらだと、百首終われない自信があったんだもん。(そういうのは、「自信」とは言いません。)
それにしても・・手直ししきれないな。





1.濃い霧の向こうに見えたなつかしい景色は晴れたらただの街でした
2.はちみつをたっぷり溶かして飲んでいる生姜湯が甘い熱い辛すぎる
3.偶然の一致はときにうれしくてしかし悲しい気持ちにもさせる
4.来ないでと言いながら少し来てほしいでも来てほしくないどっちも本心
5.来ないでと言っても来るなら来てもいい来てほしくないあとは知らない
6.雪まみれで帰って家で見つかったかばんの奥に折りたたみ傘
7.洗っても取れない靴の汚れにはがんばった跡が染み付いている
8.くだらない話ばかりで笑い倒し相談したいこと忘れてた
9.足が痛い肩も痛いし腰も痛いだれかわたしを心配してよ
10.年賀状の整理をしながら連絡が取れなくなった人たちを想う
11.好きじゃないけどおめでたいことだからお祝いに行き打ちのめされる
12.ステンレスボトルに淹れた珈琲はあなたの心をあたためますか
13.向き合うと喧嘩になってしまうから距離を置くのは間違いですか
14.笑いごとじゃないよと言われてはっとしたごめん所詮ひとごとだった
15.大好きなお母さんは家にいるパジャマすっぴん割烹着姿
16.てきぱきと洗濯物をたたんでいるお母さんのひざの上が好き
17.アイロンをかける間はその場所を離れず話を聞いてもらえる
18.嫌いだと言える安心感が好きほんとにほんとに大嫌いだよ
19.シャープペンの芯7ミリの使えないでもほしいってつい言っていた
20.録画して見る時間のない番組は削除されずに残されてゆく
21.梅味のお茶漬けがしみる呑み過ぎたあとだからです寂しくはない
22.澄み切って切り裂かれそうな空気です雪が今にも降ってきそうです
23.思いやりと気を遣うのは違うでしょうわたしは腫れ物なんかじゃないよ
24.報告を待っているのがわかる日は家に帰るのが少し億劫
25.あたらしい一日もすぐに古くなりこすれば落ちてゆくのであろう
26.声かけることなく並び電車待つ顔ぶれはいつもだいたい同じ
27.大根も白菜も甘い父の手で育てて泥を落とした野菜は
28.カチカチと時計の音が聞こえます追い詰められた犯人の気分
29.家が近いそれだけなのに知恵の輪をはずせずわたしはまだここにいる
30.夜半には雪が降りだすでしょうと言う気象予報士はあなたに似てた
31.夕方のレジの近くで歌ってたおじいさんを今日は見かけなかった
32.「困ります!」言われたほうが困ってるそのことにさえ気付けない人
33.しらうおのような手なのに爪だけが異様に短いそれが哀しい
34.ぷっくりと青く浮き出た血管に流れているのは熱い血ですか
35.パンジーもビオラも雪のお布団を冷たいだなんて思っていない
36.耳鼻科では「じきによくなるはずです」と毎回言われる毎回毎回
37.ユニクロのヒートテックじゃあたたかくなれないだれかでもだれかじゃだめ
38.大切なものが増えると心配も増えるということ忘れてるよね
39.自分ではどうにもならない問題に向き合えるだけの明日がほしい
40.夕闇に溶けていくのはだれですか追いかける気がおきないのです
41.つながりが断たれるのなら最初から近づかないで寄って来ないで
42.いまここで叫んでもいい大切な人はあなたですすぐ目の前の
43.デジャヴュと闘いながら生きているわたしは母?娘はわたし?
44.知っている人とは違う価値観の人から荷物を受け取りました
45.カレンダーの予定は白い空白と真っ黒な日のくり返しです
46.浴槽に溶けてゆくのは体から出た汚れだけではないみたいです
47.台所用洗剤でコンタクトレンズを洗う彼女は強い
48.洗濯機と電子レンジが頻繁にわたしを呼びます忙しいのです
49.携帯のアドレス帳に残っているアドレスはもう生きてはいない
50.たくさんの黄色い帽子に囲まれて旗を振るのは嫌いではない
51.唯一のレパートリーは家庭科の教科書を見て作るムニエル
52.甘いもの食べたいってよく言うけれど満たされたいのは心のほうです
53.日が長くなってきたねと言いながらきっちり時間に帰してくれる
54.必要のないメモばかりになっていく冷蔵庫から落ちていく日々
55.お返しと呼ぶには少々過剰なる品物を見てため息をつく
56.留守電にしない義母から連絡がないと言われてとまどっている
57.読みかけの本を許可なく触られてわかったわたしこの人きらい
58.電話する時間があるなら会いに来いと言われるけれどそれとこれは別
59.エクステをまつげにつけた友人の顔を間近でじっと見つめる
60.お互いの経験値さえおしゃべりで交換できる女子は楽しい
61.いくつもの辞書を見比べ適切な意味を勝手に作り上げてる
62.上靴で昇降口から土の上走って渡る緊張感で
63.なくなったボールはすでに1ダース代わりに何を得たのでしょうか
64.走っても走ってもまだ追いつけぬ夢にうなされ時計は三時
65.いい人と言われたくない親切に見える行動はあなたのためじゃない
66.コンパスのネジが緩んでまんまるい円が書けないまだ終われない
67.納豆がなくて号泣されたのでいまだに在庫を切らせずにいる
68.人間も魚も野菜も動物も育てる人はいつでも必死
69.愛のある一円それとも愛のない百円議論した頃がなつかしい
70.応援する球団が違うそれだけで大喧嘩したねばかみたいだね
71.引越すとうるんだ瞳でそう言った年上マダムが忘れられない
72.1ホールのケーキよりむしろ1ピースのケーキをわたしだけのために
73.濃厚と書かれたハンドクリームを塗りこんでいく手はだれのもの
74.何も手を加えなかったシクラメン今年も花を咲かせてくれる
75.有名な祭りがもうすぐ始まると浮き足立って空気が緩む
76.返信をしない人だとわかってもついポケットの携帯を見る
77.どうしてもしたいことかと聞かれたらわからないでもやめたくはない
78.偉そうに自分の苦労を自慢げに話す田中の鼻毛が出てる
79.自転車の鍵がとうとう外れませんだけどいまだに盗まれません
80.目玉焼きを一人分ずつ焼くという彼女に少し驚いている
81.はいもしもしセールスの声は味気なく耳に響いてでもまだ切れない
82.「聞いてるの?」何度も確かめられたけどわたしの話も聞いてないよね
83.すみっこにたたずんでいる雪だるまあなたはだれの帰りを待つの
84.手のかかる人だと思ってもらえたら記憶の底に残りますよね
85.水道がポチャンポチャンと音をたてわたしのことを責め立てている
86.すっぴんでどこまででかけられるかが今のわたしの冒険なのです
87.絶対に従わないのにカーナビを欲しがる父がいとおしくもあり
88.異質だと思える人を排除して成長するとは思えないのです
89.過ぎ去った時間を感じさせないで会えるかどうかが続くかどうか
90.前向きは押し売りされるものじゃないあなたの指はわらよりもろい
91.やわらかい身体と心がほしいのでじんわりじんわり背伸びしてみる
92.初詣願い事より知った顔探して今年の運を占う
93.寒空にきらきら光る星たちも冷たい空気に打ち震えている
94.眼鏡してマスクしたなら人格が少しは変わるそんな気がする
95.心配はときに負担となることを知っているから期待を込める
96.早朝の結露はこの世の悲しみの結晶なのかもしれぬと思う
97.リモコンをいつかわたしに向けられて操作されると思う息子に
98.中心のガットが切れる寸前のラケット借りて気を引き締める
99.割引のシールを貼られた食品がそれぞれの家に引き取られてゆく
100.宇宙人ジョーンズだったらこんなときびっくりしたりはしないだろうな


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テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/01/27(金) 16:40:59|
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